セミナー・シンポジウム
「生態適応センター設立記念シンポジウム〜生態適応グローバルCOEの成果をふまえて〜」を開催しました (2013年3月19日)

 東北大学大学院生命科学研究科は「生態適応センター」の設立を記念するシンポジウムを3月19日、仙台国際ホテル(仙台市青葉区)で開催し、生態適応GCOEメンバーや環境機関コンソーシアムメンバーらが参加しました。

 同センターは、文部科学省のグローバルCOEプログラム「環境激変への生態系適応に向けた教育研究」(生態適応GCOE)の5年間の成果を踏まえ、生態系保全と持続可能な社会づくりのための人材育成と産学官民連携の共同研究・プロジェクトを行うために、本科が新設したものです。

 生態適応GCOEは、自然のしくみを活かし、持続可能な未来を拓く「生態適応科学(EcosystemAdaptability Science)」を新しい学問領域として提案。生態適応科学の体系を確立し、2013年2月には『生態適応科学』の教科書を出版しました。また高い専門性を有し社会で活躍できる生態環境人材(PEM:Professional Ecosystem Manager)の育成や「環境機関コンソーシアム」を通して、国際機関、企業、自治体、NGOなどと連携して保全活動、共同研究、人材育成などを同時に行ってきました。

 シンポジウムでは、GCOE拠点リーダーの中静透教授(生命科学研究科)がGCOEの成果と生態適応センター設立の趣旨について述べた後、環境機関コンソーシアムメンバーによる活動報告や、PEM取得者らによる座談会などが行われ、同センターの今後の方向性について活発な討議が行われました。



■プログラム

開会挨拶

東北大学 総長 里見 進

ご来賓挨拶

環境省東北地方環境事務所 統括自然保護企画官 西村 学氏

GCOE総括‐成果と生態適応センター設立の趣旨

東北大学大学院生命科学研究科 教授・GCOE拠点リーダー 中静 透

『生態適応科学教科書』編纂にあたって

東北大学大学院生命科学研究科 GCOE 助教 富松 裕


GCOE環境機関コンソーシアム活動 〜これまでと、これから

PEM人材育成とコンソーシアム連携プロジェクトの概要

東北大学大学院生命科学研究科 GCOE 特任教授 竹本 徳子

PEMのシナジー効果…生物多様性の映像化へ

一般社団法人Think the Earth理事/プロデューサー 上田 壮一氏

JBIB(企業と生物多様性イニシアティブ)との共同研究成果と展望

株式会社竹中工務店 技術研究所 主席研究員 三輪 隆氏
味の素株式会社 環境・安全部兼CSR部 専任部長 杉本 信幸氏

生物多様性オフセット研究会・実証実験

いであ株式会社 研究員 幸福 智氏

海と田んぼからのグリーン復興活動

海と田んぼからのグリーン復興プロジェクト事務局 幹事 服部 徹氏
国連大学高等研究所 SATOYAMAイニシアティブ 鈴木 渉氏


生態適応センターの展望…人材育成と共同研究

東北大学大学院生命科学研究科 教授・GCOE拠点サブリーダー 河田 雅圭


【PEM座談会】
生態適応科学を社会に普及・定着させる 〜 これまでと、これから

■ファシリテータ

足立 直樹氏(株式会社レスポンスアビリティ 代表取締役)

■パネリスト

原口 真氏(株式会社インターリスク総研 主任研究員)
木村 幹子氏(対馬市島おこし協働隊 生物多様性保全担当)
富田 基史氏(一般財団法人電力中央研究所 研究員)
岩渕 翼(東北大学生命科学研究科 生態適応GCOE フェロー)
河田 雅圭(東北大学大学院生命科学研究科 教授・GCOE拠点サブリーダー)


閉会挨拶

東北大学大学院生命科学研究科長・教授 高橋 秀幸