第89回 生態適応セミナー

日時 11月28日 [木] 15:30~17:30

場所 東北大学 青葉山キャンパス 生物棟 1階 大会議室

演者 清水啓介氏(東京大・院理・地球惑星)

貝殻をつくる、そして巻くための発生システムと進化

軟体動物の多くは「貝殻」という石灰化した外骨格をもち,様々な環境に適応するために重要な形質のひとつである.貝殻の数や形は非常に多様であり,化石としても残りやすいため,貝殻形態の進化に関する研究はこれまでに数多く行われてきた.また,貝殻の形態は種間での違いだけではなく,種内の集団間でも環境の違いにより可塑的に変化することが知られている.このような貝殻の形態の違いが如何にして起こるのかを理解する上で貝殻形成および貝殻成長の発生システムの理解は必要不可欠であるが,貝殻形成の発生メカニズムは不明であった.そこで,本発表では貝殻形成・成長の発生メカニズムの研究から分かってきた軟体動物における貝殻の獲得と貝殻形態の進化について紹介する.

 

ポスター