生態適応シンポジウム2010

 
  「生物多様性オフセットと生態適応」  
  2010年1月18日に,環境機関コンソーシアム主催のシンポジウム「生物多様性オフセットと生態適応」が行われました。シンポジウムでは,開発が避けられない生息地の消失を,それと同等の生息地を復元することで代償する「生物多様性オフセット」や,予め復元した生息地を開発業者にクレジットとして売ることが出来るバンキング制度の基本的な考え方が解説されました。また,海外の3名の講演者から,既にオフセットが実施されているドイツやオーストラリア・米国における事例が紹介され,開発の抑止力としての有効性や義務化の必要性,開発事業者への影響などについて,議論が行われました。 さらに,翌19日に行われたフォローアップのワークショップでは,講演者や研究者,企業・NGO関係者が参加して,日本における環境アセスメント制度の現状や,新たにオフセット制度を導入する上での課題,費用,生息地の評価手法について,活発な意見が交わされました。
  場所: 国際連合大学ウタント国際会議場 東京都渋谷区神宮前5‐53‐70 http://www.unu.edu/hq/Japanese/access/index.html  
  シンポジウムの具体的な内容については下記のPDFファイルをご参照ください。
*内容・データ等を引用する際は、必ずクレジットを明記してください
(当日のプログラムはこちら
 
   
 

ご挨拶
環境機関コンソーシアム会長 市田 則孝氏
(NPO法人バードライフ・インターナショナル副会長)

 
 

 
 

基調講演 「代償ミティゲーションから生物多様性オフセットへ: 日本の視点」
東京都市大学環境情報学部准教授 田中 章氏

 
 

 
 

「ドイツ環境アセスメント法を含むEU各国における 生物多様性オフセット制度」
Mr. Matthias Herbert, the Federal Agency for Nature Conservation(Germany)

 
 

 
 

「オーストラリアの生物多様性オフセットと 新しい国際的な枠組みBBOP」
Mr. Michael Crowe, Department of Sustainability and Environment (Australia)

 
 

 
 

「生物多様性オフセットは生態学的に効果的でありえるか?:マレーシア,サバ州での取り組み」
Ms. Maree Candish, Director, New Forests Asia Sdn. Bhd. (Malaysia)

 
 

 
 

「生物多様性オフセット:生態適応への応用の可能性」
東北大学大学院生命科学研究科 教授 中静 透氏

 
 

 
  パネルディスカッション 「生物多様性保全のためのオフセットを考える」
ファシリテータ 
株式会社レスポンスアビリティ 代表取締役 足立 直樹氏
パネリスト
田中 章氏, 中静 透氏, 市田 則孝氏, 伴 武彦氏(株式会社ポリテック・エイディディ)

 
   

東北大学大学院 生命科学研究科
生態適応グローバルCOE支援室

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