第62回生態適応セミナー (Aセミナー)

     
 

日時:11月11日(金曜日)16:00 –

 
  場所:片平キャンパス プロジェクト総合研究棟105
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/profile/about/10/about1002/index.html
 
     

講師:上須道徳 博士(大阪大学環境イノベーションデザインセンター)

     
  社会科学の生態系へのアプローチ:生態系と人間社会の接点を考える  
     
 

  持続可能な社会の形成において、生物多様性を資源管理や政策形成または企業活動の指針に組み込むことの重要性が指摘されている。しかし、生物多様性は人間社会にとってなぜ重要なのだろうか?キーワードとして挙げられるのが人間社会が享受する生態系サービスである。近年、社会科学とりわけ経済学分野では財やサービスの価値を評価する手法を用いながら、生態系サービスやその基盤となる自然資本の評価について学際的なアプローチを用いた研究が展開されている。本発表では、まず経済学における自然資本の評価手法に触れながら、社会科学が生態系をどのようにみているのかについて概観する。次に、社会科学と生態学との融合研究の事例をいくつか紹介し、その研究のもつ意味について議論を行う。