第73回生態適応セミナー (Aセミナー)

     
 

日時:9月5日(水曜日)16:00 –

 
  場所:片平キャンパス プロジェクト総合研究棟 105  
     

瀬戸 昌之 名誉教授(東京農工大学)

     
  生態系における微生物の生活様式 ―土壌と水の微生物を例に―  
     
 

 頭をやわらかくするために、まず以下のことを考えてみよう。

1.ネコとイヌはなぜちがうか? 生物学、生態学そして生態系学の関係は? これらをあなたはどう考えますか。もし時間があったら、瀬戸昌之〔1990〕「種個体群の食物連鎖系における生態学」、日本の科学者、25,34-38を参照。 それでは本題に入ろう。

2.土壌と水の微生物の生活様式   たとえば、野外における林床からの二酸化炭素の放出(土壌呼吸)速度は地温によって強く支配され、Q10(温度依存性を示す値)は2を示す。しかしながら、畑地や草地のこの速度は、地温が同じでも、大きく異なる。なにがこの速度の支配要因であろうか。また、池や湖の水の透視度は藻類などの密度と関係している。それでは透視度を高め清澄な水場をつくるために何が必要か。これらをつうじて生態系における微生物の生活様式を考えよう。

3. 日本国内のゴミ処理問題について